障害年金でもらえる金額
この記事の最終更新日 2025年4月2日 文責: 社会保険労務士 大平一路
障害年金は、それぞれの種類によってもらえる金額が違ってきます。
障害基礎年金(2025年4月1日現在)
障害基礎年金は定額です。1級は2級の1.25倍となっています。
| 1級 | 831,700円×1.25=1,039,625円(+子供がある場合は更に加算額) |
| 2級 | 831,700円(+子供がある場合は更に加算額) |
子供の加算額
| 1人目・2人目の子 | (1人につき)239,300 円 |
| 3人目以降の子 | (1人につき) 79,800円 |
※子とは次の者に限ります。
○18歳年度末(高校を卒業する年齢)までの子供
○障害等級1級または2級の障害状態にある20歳までの子供
障害厚生年金 (2025年4月1日現在)
障害厚生年金の額は、厚生年金に加入していた期間の長短、給与の額(払っていた保険料の額)などで異なります。
2級の障害厚生年金の報酬比例年金の計算は、老齢厚生年金と同じ計算をします。
1級の障害厚生年金の報酬比例年金の額は、2級の1.25倍です。
なお、若くして障害を負ってしまい厚生年金の加入期間が短い方は年金額が低くなってしまうので、加入月数300月未満のときは、300月として計算します。
また、3級の場合には、年金額が低くなりすぎないように最低保障額が設けられています。
| 1級 | 報酬比例の年金額×1.25+障害基礎年金1級(+配偶者がある場合は更に加算額) |
| 2級 | 報酬比例の年金額+障害基礎年金2級(+配偶者がある場合は更に加算額) |
| 3級 | 報酬比例の年金額 (最低保障額 623,800円) |
| 障害手当金 (一時金) | 報酬比例の年金額×2年分 (最低保障額 1,247,600円) |
| 配偶者の加算額 | 239,300 円 |
*障害年金は非課税ですので、老齢年金のように所得税や住民税を源泉控除されることはありません。障害年金と老齢年金のどちらかを選ぶ必要が生じた場合はそのことも考慮に入れて下さい。
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投稿者プロフィール
- 社会保険労務士
- 私がこの障害年金サポートセンターを設立した背景に、身近な方の存在が大きく影響しています。私の親族に重度の知的障害をもつ方がおります。 働き手であるお父様を亡くされた後、残されたその方とお母様の生活は障害年金によって大きく支えられていました。 障害年金という制度が障害のあるご家族を持つ家庭にとって、経済的な支えになっていることを身近に感じました。
このような経験を通じて私は「障害年金の申請サポートが社会にとって非常に重要なものである」ことを痛感しました。
障害があるため、日々生活を送ること自体が難しい中、複雑な手続きや細かいルールを把握し、 それに対応していくことは容易なことではありません。
そのような中でサポートの手が差し伸べられれば、きっと大きな安心につながるはずと考えたのです。
私たちは皆様がスムーズに障害年金を申請し、可能な限り受給につながるようお手伝いする専門家です。 皆様一人ひとりの状況を丁寧に聞き、年金申請を早く進められるよう適切な手続きをサポートしております。
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