自分自身や家族に収入があると障害年金はもらえないのか?
この記事の最終更新日 2025年7月16日 文責: 社会保険労務士 大平一路
質問
自分自身や家族に収入があると障害年金はもらえないのでしょうか?
答え
障害年金は、生活上の困難をもたらす傷病や事故に対して支給される年金給付です。
受給するにあたり資力調査や所得調査はありません。また、障害年金の受給にあたり原則としてご本人の収入や世帯収入の上限は受給条件に影響しません。
ただし、20歳前障害基礎年金につきましては本人の所得によって減額または支給が停止されます。具体的には下記のとおりとなります。
所得額が398万4干円(2人世帯)を超える場合には年金額の2分の1相当額に限り支給停止とし、500万1干円を超える場合には全額支給停止とする二段階制がとられています。
あくまでも本人の所得についての規定であり、ご家族の所得額については考慮されません。
よって、配偶者が働いていても、ご本人の障害年金は受給することができます。
また、厚生年金の1級または2級に該当する場合、配偶者の年収が850万円を超えると本人の障害年金に 追加して支払われる「加給年金」(年間約20万円)の受給を受けることができませんのでご注意ください。
当センターで定期的に開催している無料相談会では、障害年金をもらえるかどうかの診断も無料で行っております。お気軽にお申し込みください。
障害年金の専門家による障害年金の相談実施中!
大阪障害年金サポートセンターでは、初回相談は無料ととなっております。「自分は障害年金をもらえるのか?」
「障害年金をもらうために必要な書類は?」
「年金事務所に難しいと言われたが何か方法はないか?」
などのニーズに、障害年金の専門家がお応えいたします。
お気軽にご相談ください。
当事務所の解決事例についてはこちら>>>
相談の流れについてはこちら>>>
サポート費用についてはこちら>>>
投稿者プロフィール
- 社会保険労務士
- 私がこの障害年金サポートセンターを設立した背景に、身近な方の存在が大きく影響しています。私の親族に重度の知的障害をもつ方がおります。 働き手であるお父様を亡くされた後、残されたその方とお母様の生活は障害年金によって大きく支えられていました。 障害年金という制度が障害のあるご家族を持つ家庭にとって、経済的な支えになっていることを身近に感じました。
このような経験を通じて私は「障害年金の申請サポートが社会にとって非常に重要なものである」ことを痛感しました。
障害があるため、日々生活を送ること自体が難しい中、複雑な手続きや細かいルールを把握し、 それに対応していくことは容易なことではありません。
そのような中でサポートの手が差し伸べられれば、きっと大きな安心につながるはずと考えたのです。
私たちは皆様がスムーズに障害年金を申請し、可能な限り受給につながるようお手伝いする専門家です。 皆様一人ひとりの状況を丁寧に聞き、年金申請を早く進められるよう適切な手続きをサポートしております。
障害のある方やそのご家族が、1人でも多く安心して生活することができるよう、 全力でご支援いたしますので、お気軽にご相談ください。
最新の投稿
- 2025年12月15日最新情報受給事例(右変形性膝関節症)を追加しました
- 2025年11月23日最新情報受給事例(自閉症スペクトラム障害、ADHD)を追加しました
- 2025年11月2日最新情報受給事例(統合失調症)を追加しました
- 2025年10月13日最新情報受給事例(双極性感情障害)を追加しました














