うつ病で障害基礎年金1級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2021年10月26日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(40代)/無職 |
傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金1級 |
年金額 | 98万円 |
相談時の相談者様の状況
倦怠感が続いたため内科を受診したのが10年ほど前でした。原因が分からず精神科へ
転院して服薬治療を続けていましたが改善せず、全身の倦怠感は常に強いようになり、
ここ数年は何もする気になれない状態にまで悪化してしまいました。自分で食事を摂ることも
入浴することも困難であり、すべてのことに興味を失い、家族とコミュニケーションを
とることも難しく、日常生活のほとんどに関して家族の支援がないと成り立たない状態に
なっていました。一日中起き上がれない日が続き、家族も経済的な面での不安が日増しに
強くなっていき、インターネットで知った当センターへ家族の方が相談に来られました。
相談から請求までのサポート内容
制度について説明するとともに、発病から今までの経緯、そして現在の状況を詳しく
お話いただき、10年前からの症状の変遷を整理していきました。
1日横になっているだけであり、外出することもなく、ほぼ寝たきりとなっている
厳し状況を正確に申立書へ記載していき、同時に診断書をはじめ申請書類を整え、
1日も早く申請出来るよう、家族の方と連携しながら進めていきました。
結果
障害基礎年金1級が認められ、年間約98万円を受給しました。