双極性障害・摂食障害で障害基礎年金2級を受給②
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(30代)/無職 |
傷病名 | 双極性障害 摂食障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 年額77万円 |
相談時の相談者様の状況
高校生のころ過食・嘔吐を繰り返すようになったため精神科を受診、その後不安定な状態が続き、20歳のことには強い倦怠感や意欲の低下が続き、就職することもできず自宅で療養を続けていました。
回復を待って就職しましたが、すぐに症状が悪化し3か月で退職したあとは、ほとんど外出することもできず、現在も1日横になっている生活がつづいているため、お母様が障害年金申請を行おうと書類を準備しましたが、不備のため受理してもらうことができず、相談に来られました。
相談から請求までのサポート
初診日が20年前ということもあり、カルテは残っておらず受診状況等証明書を取得することができませんでした。
何か記録が残っていないか、もう一度病院に問い合わせていただいたところ、カウンセリングの受付簿が残っており、その写しにて初診の申し立てを行いました。また、摂食障害では認定は難しいことから、双極性障害については、詳細に記載いただきたいことをお伝えしました。
結果
障害基礎年金2級が認められ、年間約77万円の受給となりました。