統合失調症で障害基礎年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(40代)/無職 |
傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級(事後重症) |
年金額 | 月額約85,000円(子の加算含む) |
相談時の相談者様の状況
仕事や生活の環境の変化をきっかけに約10年前から抑うつ状態や不眠が続いていました。
転職をして環境を変えてみるなど試みましたが全く改善しなかったため心療内科を受診したところ統合失調症と診断され、そこから通院しながら治療を続けていました。
子供も小さかったため頑張って再び仕事に就くも病気の影響で長く続けることが出来ず安定した生活が出来ずにいました。
相談から請求までのサポート
10年前のカルテが残っていたため初診日の証明書はとることが出来ました。
ただ、診断書の作成にあたっては、普段から相談者様自身が日常の生活を主治医の先生にうまく伝えることが出来ていなかったため、事実がちゃんと反映されるかどうかを懸念していました。
そのため、日常の生活で不便になっていることを詳細に聞き取ったうえ内容を整理し、主治医の先生にお伝えできるようにした後に診断書の作成を依頼しました。
その結果、日常生活で不自由となっていることが正確に反映された診断書を作っていただくことができました。
結果
障害基礎年金2級の受給が決定。
子の加算と併せて約1,000,000円の受給が決定しました。