うつ病エピソードで障害厚生年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2021年12月16日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(40代)/会社員 |
傷病名 | うつ病(エピソード) |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年間60万円 遡及額96万円 |
相談時の相談者様の状況
在職中に強い倦怠感を感じることが多くなり、その後不眠の症状が続いたため、近隣の病院を受診し、投薬による治療を続けていましたが、症状は改善しませんでした。
更に集中力の低下や強い不安感が出現、また、何もしたくないという状態が続き、出勤することが出来なくなったため、退職を余儀なくされ、今後のことが心配になり当センターへ相談に来られました。
相談から請求までのサポート
相談に来られた時は、就労していました。そのため、障害年金は受給できないのではないかと心配しておられましたが、就職の経緯や、現在の就労状況、代表者との関わりなどをお聞きしていったところ、受給できる可能性はあると考えました。
発病からの状況と、会社や自宅での状況を聞き取り、順番に書類を作成していきました。また、初診日から3年が経過していたため、約2年分遡っての請求手続きも同時に行いました。
結果
障害厚生年金3級が認められ、年間約60万円の受給に加え、遡及分として96万円が一時金として支給されました。