両網膜色素変性症で障害基礎年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2024年4月30日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(40代)/アルバイト勤務 |
傷病名 | 両網膜色素変性症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
年金額 | 年額約78万円 |
相談時の相談者様の状況
幼稚園の健康診断で視力の異常を指摘され、心配になり眼科を受診しましたが、医師より治療法がないと言われたため通院の必要を感じなかったことから、その後は通院していませんでした。
しかし、10年以上経過し就職してしばらくしてから視野が狭く感じるようになり、仕事に支障を来すようになったため病院を受診し、網膜色素変性症と診断を受けました。
相談から請求までのサポート
初診日が幼稚園の頃とかなり古い時期になっていましたので、受診状況等証明書(初診日の証明)を取得することができず、初診日の証明は難しいのはないかと大変心配されておられました。
しかし幼稚園の時の健康診断の結果が残っており、また初めて受診した病院の診察券も保存してありました。また、幼稚園頃に眼科を受診していたことについてお母さまのお友達3名が覚えていらっしゃるとのことで第三者証明の書類を取得することができました。
初診日を証明するため、健康診断の結果、診察券、第三者証明全て添付し、現在通院している病院へ診断書を記載いただき申請書を提出しました。
結果
無事に初診日が認められ障害基礎年金2級(78万円)が決定し、大変喜んで頂けました。