左膝変形で障害基礎年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(30代)/無職 |
傷病名 | 左膝変形 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 年額約78万円 |
相談時の相談者様の状況
生まれてすぐにベッドでの姿勢が悪かったことが原因で左膝が変形、様々な病院で治療を行ったのですが、完全に回復はせず、常に痺れや痛みがある状態となってしまいました。
また、発育にも影響がでてしまい、左足が右足に比べて短く、歩行障害が表れました。その後も病院を転々としますが、痺れや痛みは消えず、腰痛にも悩まされるようになりました。
障害年金の事を知り、何回も役所に通いながら書類を整え申請してみたのですが、数か月後に書類返却となってしまったため、当センターへ相談に来られました。
相談から請求までのサポート
初診日は出生したときの病院ですが、やはりカルテは存在せず、ご自分で申請した際も受診状況等証明書を取らず、申立書のみで申請していました。そこで、記憶の中で最も古い病院から順番にカルテが残っているか確認していただいたところ、14歳の頃に通っていた病院にてカルテが存在していることが分かり、受診状況等証明書を記載いただく事ができました。
また、現在の症状をお聞きし、前回提出した際の診断書を拝見したところ、症状が診断書に反映されていなかったため、その点をしっかりと医師に伝えるよう診断書の作成を依頼しました。
結果
障害基礎年金2級を取得し、年間約78万円の受給となりました。