双極性感情障害で障害基礎年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2021年10月26日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(30代)/無職 |
傷病名 | 双極性感情障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
年金額 | 781,000円 |
相談時の相談者様の状況
理由もなく落ち込んだり、衝動的な行動を抑えることができず、家の中の物を壊すなどの暴力行為や自傷行為をするようになったので受診したところ、気分変調症と診断され服薬治療を開始しました。しかし、通院しても改善しないため途中で病院に行かなくなり、次第に悪化していきました。1年ほどして再受診するとうつ状態と診断され、服薬も再開しましたが、暴力的な行為や自傷行為は改善せず、被害妄想も異常に強いため家族に包丁を向けたり家の中の物を壊すなどの行為が続いていました。
相談から請求までのサポート
家族以外の他人とのコミュニケーションは難しく、月2回の通院も夫の付き添いが不可欠な状態であるため、ご主人と一緒に当センターへ相談に来られました。確かに1人では日常生活が送れない様子で、夫や両親、夫の両親に多くを頼っていることがうかがえました。申請に際しては、家庭での状況を詳しくお聞かせいただき、申請書類を作成していきました。
結果
障害基礎年金2級の受給が決定。780,100円の受給が決定しました。