肺癌で障害厚生年金1級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月11日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(50代)/無職 |
傷病名 | 肺癌 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金1級 |
年金額 | 年額約220万円 |
相談時の相談者様の状況
会社の健康診断で異常が見つかり、近医の病院で診察を受けられました。肺に腫瘍がある事がわかり、すぐに総合病院へ行くよう勧められ精密検査を行ったところ、肺がんである事が判明しました。手術を受けられた後、障害年金の事を知り相談に来られました。
相談から請求までのサポート
お話をお伺いしたところ、初診日から1年6か月経っておらず、すぐに申請できる状態ではない事、24時間の在宅酸素療法は行っておらず仕事も継続されているため3級には該当しない可能性が高い事をお伝えし一旦面談は終了となりました。
数か月後にご家族より24時間の在宅酸素療法を開始されたという連絡があったため、申請の準備を開始することになりました。現在の状態を改めて確認させて頂いたところ、前回来られた時よりも状態が大幅に悪化されており、お仕事を退職され、自宅で療養しておられるとの事でした。歩行も困難になってしまい、移動は車いすを利用しているとのことでした。。その他、現在までの症状の変化や日常生活の状況をヒアリングさせていただき、申請を進めていきました。
結果
障害厚生年金1級を取得し、年間約220万円の年金が受給できることとなりました。