大腸がんで障害厚生年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(50代)/無職 |
傷病名 | 大腸ガン |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額約60万円 |
相談時の相談者様の状況
大腸癌が進行して大腸を摘出することになり、人工肛門をつけることになったため年金事務所に問い合わせをして、障害年金を申請する準備をしていました。
しかし、動悸と食欲不振を理由として長期間にわたってかかりつけ病院に通っていたため、初診日を特定することができず、インターネットで様々な事例を見ているうちに当センターを知り、ご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
一般的にもがんの初診日を特定することは非常に難しく、今回のケースに関しても10年以上かかりつけの病院で定期的に診察をうけていたため初診日を特定する作業はとても難しいものでした。
それでも当センターでの事例や提携している他事務所の事例をもとに初診日を特定し、それまでに受けた診療は大腸がんとは無関係であることを「申立書」で明確にすることができました。
その後は無事に診断書を作成することができたためスムーズに申請までたどり着くことができました。
結果
障害厚生年金3級を取得し、年間約60万円の受給となりました。