うつ病・パニック障害で障害基礎年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2025年9月2日 文責: 社会保険労務士 大平一路
うつ病・パニック障害で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談者 | 女性(40代)/無職 |
傷病名 | うつ病・パニック障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
年金額 | 年額約80万円 |
相談時の相談者様の状況
相談者様は10年程前から気分の落ち込みなどの症状が現れ、次第にお勤めだった会社に出社することが困難となり、5年程前に退職を余儀なくされておられました。
その後、同年10月に初めて病院を受診し、うつ病およびパニック障害と診断され、以降通院を継続されています。
会社員だった時に受診していなかったため、基礎年金での申請となりますが、来所された際、主治医からは「障害年金の等級としては3級相当であり、基礎年金での認定は難しいかもしれない」と説明を受けているとのことでした。
しかし、詳しくお話を伺うと、相談者様は家事がまったくできず、食事・入浴・通院といった日常生活の多くの場面で、同居のご家族や週5回訪問してくださるホームヘルパーの支援を必要としている状況であることがわかりました。
相談から請求までのサポート
主治医に日常生活での具体的な困難な場面や、支援が常に必要であることが伝わるよう、相談者様のご家庭での状況を丁寧に整理し、診断書作成のサポートを行い、診断書に実情に即した記載がなされ、障害年金の審査において重要な情報がきちんと反映されるよう工夫しました。
また、相談者様ご自身の思考抑制の症状が強く、一部書類に誤って手を加えてしまうなどの場面もあったため、手続き全般をより丁寧にご説明し、安心して申請を進められるように配慮しました。
結果
申請の結果、うつ病・パニック障害にて障害基礎年金2級が認定され、年間約81万円の受給が決定しました。主治医からは厳しい見通しを伝えられていた中で、実生活における支援の必要性を丁寧に伝えることで、2級での認定に繋がった事例です。
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