広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責： 社会保険労務士 大平一路

広汎性発達障害（アスペルガー症候群）で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談時の相談者様の状況

お母様が数か月前より申請のために書類の作成を行っていましたが、どのような手順で行ったらよいのか、何を記載したら良いのかわからず、前に進まないため、当センターへ相談に来られました。
学生の頃に「自分は発達障害ではないか」と思い受診したところアスペルガー症候群と診断、コミュニケーションが苦手であり、計画的に行動することができず、学生時代も孤立し不登校となりました。
現在は就労支援施設に通っていますが、相手の言う事が理解できず、筆談も交えて何とか指示を理解している状態です。

相談から請求までのサポート

初診から同一の病院であったため、比較的スムーズに書類をそろえる事ができ、施設での様子やコミュニケーションの困難度等を詳細に聞き取ったうえで申立書を作成し申請しました。

結果

障害基礎年金２級が認められ、年間約７７万円の受給となりました。