肝硬変で障害年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月25日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(50代)/障害者雇用 |
傷病名 | 肝硬変 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額 約58万円 |
相談時の相談者様の状況
2年程前に健康診断で肝臓の数値について指摘を受け、病院を受診したところ肝硬変と診断を受け、すぐに入院、手術が必要な状態であったということです。
入退院を繰り返すことから、仕事を続けることがでなくなり、退職して療養に専念していましたが、今後の生活に不安を感じたことから障害者雇用にて就職し、頑張ってお仕事をされていました。
しかし、仕事を続けることができるのか不安を感じており、障害年金の申請を考えご相談を希望されました。
相談から請求までのサポート
他県にお住まいでお越しいただくことが難しくお電話でお話を伺いました。障害年金の対象となる数値に該当しており、また、お仕事についても配慮をしてもらってもなお、勤務を続けることに不安は感じておられるということでしたので、障害年金の対象になる可能性があることをお伝えしたところ、一緒に進めていくことになりました。
現在の状況と、通院、治療の経過について、これまでに検査や手術などでいくつかの病院へ通っておりましたので詳しくヒアリングを進めていきました。
まずは、健康診断の結果を受けてはじめに受診した内科の病院に初診の証明書を作成していただき、その後、現在も通院している病院にて診断書を作成していただきました。どちらも大変丁寧に作成していただき、終始電話でのやりとりとなりましたが、スムーズに進めることができました。
結果
無事に障害厚生年金3級が認められ年間58万円の受給が決定しました。