大動脈閉鎖弁不全症で障害年金3級を受給
この記事の最終更新日 2021年10月26日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(50代)/無職 |
傷病名 | 大動脈閉鎖弁不全症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額70万円 |
相談時の相談者様の状況
約15年前、体調が悪くなり検査を受けたところ大動脈弁閉鎖不全症と診断されました。
当時は仕事もしていて日常生活に支障はなかったため経過観察となりましたが、5年前に大動脈解離で路上で倒れてすぐに入院、その後半年くらいしてから人工血管と人工弁の手術を受けました。
自分で障害年金の申請をしたところ書類不備で不支給となってしまい諦めていましたが、同じ障害を持つ友人からサポートセンターのことを聞かれて相談に来られました。
相談から請求までのサポート
初診の病院は既に15年が経過していましたが、5年前に申請したときの「受診状況等証明書」を保管していたため初診日を証明することが出来ました。
改めて申請書類の作成に際して、診断書作成にあたっての注意点を書面でお伝えし、その結果きちんと事実が反映された診断書を作っていただくことができました。
また15年間の体調の変化に関しても詳しくお話くださり、治療の経緯と整合性のとれた申立書を作成することができました。書類不備で不支給にならないように入念にチェックをしてから申請をしました。
結果
障害厚生年金3級を取得し、年間約70万円の受給となりました。