網膜色素変性症で障害厚生年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(50代)/会社員 |
傷病名 | 網膜色素変性症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級(事後重症請求) |
年金額 | 年額約180万円 |
相談時の相談者様の状況
約15年前、なんとなく見えにくい部分が視野のなかにありましたが、それほど気にしていませんでした。
しかし、数か月同様の状態が続いたため不安になり、大きな病院を受診したところ、網膜色素変性症と診断されました。
当初は特に問題なかったのですが、徐々に視野が狭くなっていき、仕事や日常生活にも不自由するようになり、いつまで仕事を続けられるか等不安になったため、当センターへ相談に来られました。
相談から請求までのサポート
当初より同じ病院に通っていたため、初診証明は問題なく取得できました。
網膜色素変性症は、長い時間をかけて徐々に日常生活や仕事に影響がでてきます。そうなりますと、ご本人はもちろん、ご家族も介護等に忙しくなってしまいます。
障害年金の申請を考えたものの半年以上ものあいだ何ら進展しなかったことも、当センターへ相談に来られた理由の一つでした。
出来る限りご本人・ご家族様の負担がないよう、支援を行いました。
結果
障害厚生年金2級の受給が決定し、年間約170万円の受給となりました。約1ヶ月程度で申請することができ、大変お喜びいただきました。