胸部大動脈瘤で障害厚生年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(40代)/パート |
傷病名 | 胸部大動脈瘤 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額約58万円 |
相談時の相談者様の状況
夜中に突然痛みが出現したため、近医の救急病院で検査したところ、すぐに専門の病院へ行くよう言われたそうです。専門の病院で精密検査をしたところ急性大動脈解離と診断され入院することになりました。それから2年ほど経過し瘤が大きくなったため、人工血管を置換されました。しばらくして、障害年金のことを知人に教えてもらい来所されました。
相談から請求までのサポート
胸腹部大動脈瘤で人工血管を置換され、労働に制限のある方は3級に該当する可能性があります。面談時にお話をお伺いしたところ、スーパーで勤務されており、病気になられる前は力仕事や冷凍室に入って作業をされていたそうです。しかし、手術後は力仕事を免除してもらい、冷凍庫の作業も避けてもらうなど職場で配慮をして頂いているとの事でした。障害厚生年金3級に該当する可能性はあることをお伝えし、申請を進めていくことになりました。
結果
障害厚生年金3級を取得し、年間約58万円の年金が受給できることとなりました。