社会不安障害・うつ病で障害基礎年金2級を受給

この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責： 社会保険労務士 大平一路

相談時の相談者様の状況

高校生の時に発病し通院開始、その後登校もほとんどできず、引きこもりの状態が続いていました。
症状は悪化し、専門学校も３か月で退学、最近では家族とのコミュニケーションもほとんどとれず、食事も１日１食の状態が続いていたため、ご家族が相談に来られました。

相談から請求までのサポート

社会不安障害は原則として障害年金の対象とならないこと、うつ病の症状があると言われたとのことから、精神疾患の症状について診断書を依頼するよう書類を準備し、申請を行いました。
また、２０才の頃についても、引きこもりの状態であったことから、当時の診断書を取得し遡っての請求を併せて行う事にしました。

結果

障害基礎年金２級また、５年の遡及が認められ、年間約７７万円の受給となりました。
また、５年分の３９０万円が一括支給されました。