躁うつ病で障害基礎年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2021年10月26日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(20代)/無職 |
傷病名 | 躁うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級(事後重症) |
支給月から更新月までの総支給額 | 年額約65,000円 |
相談時の相談者様の状況
小学生の頃から気分の波があり、中学生の時に抑うつ状態が酷くなったため病院に行き、休学してその後入院までしていました。
その後退院してから通院しながら中学、高校に通って卒業をしました。
その後は事務の仕事に就き、環境にも恵まれ働くことが出来ていましたが仕事のプレッシャーから病気の悪化が始まり出勤できない日もでてきました。
1年休職して様子を見ていましたが改善が見られないため家族と相談して障害年金の申請をしてみようという話になりました。
相談から請求までのサポート
初診日は10年前でしたがカルテが残っていたためスムーズに準備することが出来ました。
診断書の内容の中に就労状況を記載する必要がありますが、他の方と全く同じように働くことが出来ていたとはいえず、仕事内容を簡単なものにしてもらったり労働時間を短くしてもらっていました。
また会社には在籍していましたが、障害年金請求時は休職をしていてその後も復帰するかどうかわからない状態でした。その点を診断書に反映してもらえるように当センターでサポートをしました。
結果
障害基礎年金2級の受給が決定し、約780,000円の受給となりました。