両感音性難聴で障害厚生年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(30代)/会社員 |
傷病名 | 両感音性難聴 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 年額約59万円 |
相談時の相談者様の状況
小さな音が聞こえにくくなってから2年程度で、電話の声がなかなか聞き取れない状態にまで悪化したため、病院を受診、感音性難聴と診断されました。症状は悪化していきますが、治療法はなく、会社には両耳が聞こえ難いことを伝え、配慮してもらいながら仕事を続けていました。
しかし、耳鳴りも頻繁に表れるようになり就労が困難になってきたときに障害年金の事をしりましたが、自分での手続きは無理と判断し、当センターへ相談に来られました。
相談から請求までのサポート
聞き取りずらい部分はパソコンでの筆談を行う等、初診から現在までの状況を聞き取り、初診証明を書いていただく病院を特定し、また、日常生活や就労時の困難な状況や症状を丁寧にヒヤリングし、申立書他書類を作成していきました。電話での会話が難しいため、郵送やメールを利用し、スムーズに申請を進める事ができました。
結果
障害厚生年金3級を取得し、働きながら年間約59万円受給できることとなりました。