頚椎、胸椎後縦靭帯骨化症で障害厚生年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(50代)/会社員 |
傷病名 | 頚椎、胸椎後縦靭帯骨化症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 年額約250万円 |
相談時の相談者様の状況
両足に痺れを感じるようになり、数か月すると胸が締め付けられるような症状が出てきたため受診、検査したところ頚椎、胸椎後縦靭帯骨化症と診断されました。症状は時間とともに悪化していき、長時間立っている事が出来なくなっていき、歩行も困難になっていったため、職場では配置転換となり、給与も減額となりました。
その後、壁伝いにしか歩く事が出来なくなり、また、背中の激しい痛みにより、しばらく動けなくなる事が連日おこったため、今後の就労に不安を感じ、当センターへ相談に来られました。
相談から請求までのサポート
常に杖を使用していますが、それでも歩行は困難で、ご家族に助けられながらの来所となりました。障害者手帳を取得した際の診断書を見ると、現在の状況に比べ非常に軽い症状となっており、短期間で進行している事が分かりました。現在の状況をしっかりと主治医の先生に伝わるよう、日常生活の様子をお話を聞きながら整理していき、手続きを進めました。
結果
配置転換により大幅な給与の減額となりましたが、障害厚生年金2級を取得し、就労を続けながら年間約250万円の年金が受給できることとなりました。