脊柱管狭窄症で障害厚生年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年2月12日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(50代)/アルバイト |
傷病名 | 脊柱管狭窄症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額 約85万円 |
相談時の相談者様の状況
数年前から肩の痛みを感じており、次第にその痛みが背中へ広がっていき耐えられず病院へ行かれました。最初に行った病院の検査では脊柱管狭窄症という診断はされず、そのまま痛みに耐えながら数年が経過していました。
その後、現在通っている病院で脊柱管狭窄症と診断され、治療を継続していましたが、症状は悪化していき、仕事をすることができなくなってしまったそうです。今後の生活のことを心配されご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
お話をお伺いすると、退職後もアルバイトをされていましたが、翌日に持ち越すほどの痛みと倦怠感があり、休みがちになってしまうことから、ひとつの仕事を長く続けることはできなかったようです。
日常生活においても、手足の動作が困難であるため家族の援助がないと大変不自由な状況でした。制限が強い中での生活となり3級には該当すると判断し、日常生活で困難に思われている事と、就労の状況などをしっかりとヒアリングさせて頂きました。
最初に行った病院で初診の証明をいただき、診断書は現在通っている病院で作成してもらいました。
結果
障害厚生年金3級が認められ、年間85万円の受給が決定しました。