開放性骨折で障害厚生年金3級を受給
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(40代)/無職 |
傷病名 | 開放性骨折(膝、指) |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額100万円 |
相談時の相談者様の状況
4年前にバイクで自損事故をおこし膝を骨折、ボルトを入れるなど手術を行い、いったんは職場復帰しましたが痺れや痛みが残っており、仕事は1日4時間くらいに制限せざるをえませんでした。
1年後には再度手術をしましたが回復せず、自力で足を動かすことが難しくなり、坂道や階段を上がることが困難となったため相談に来られました。
日常生活では杖を使っているため遠出をすることが難しい状況でしたが、弊社が大阪市内で駅からも近かったため奥様と一緒に来ることができました。
相談から請求までのサポート
当初は膝の障害のみということで来所されましたが、詳しくお話をうかがうと事故の際に手の指も骨折していて握力の著しい低下がみられました。
そこで上肢、下肢両方の日常生活の状態をお聞きして、それを診断書に正確に反映していただけるように依頼状を作成しました。
事故から1年6か月経過したときも通院をしていて、現在よりも状態が悪かったことも判明したため、障害認定日での診断書も作成してもらい、遡って申請することにしました。
結果
障害認定日まで遡って障害厚生年金3級が認められ、年間約100万円の受給となりました。