うつ病・ADHDで障害厚生年金2級を受給
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
うつ病・ADHD(注意欠陥多動性障害)で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談者 | 男性(20代)/無職 |
傷病名 | うつ病 広汎性発達障害(注意欠陥多動性障害) |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
年金額 | 年額130万円 |
相談時の相談者様の状況
会社内で人間関係を築けないことなどから、6年ほど前より不眠が続くようになり精神科を受診、通院しながら勤務を続けていました。
しかし、症状は改善せず2年前頃から強い不安感や下痢も頻繁となり出社する事ができず、退職となりました。
療養後再就職しましたが、上司の指示を理解しないことや、会話が成り立たない等の理由により解雇され更に症状が悪化、1日中外出できないことが多くなり、当センターへ相談に来られました。
相談から請求までのサポート
直近の診断ではADHD(注意欠陥多動性障害)であるとの診断があり、申請しても難しいのではないかと心配しておられました。
確かにADHDだけでの受給は困難なので、うつ病の症状が強い場合は、その症状についても診断書に記載いただくよう依頼いたしました。
結果
障害厚生年金2級が認められ、年間約130万円の受給となりました。