統合失調症で障害厚生年金2級を受給
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相事例カテゴリ談者 | 女性(40代)/休職中 |
傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級(認定日請求) |
支給月から更新月までの総支給額 | 月額約85,000円 |
相談時の相談者様の状況
高校を卒業して事務職として就職するも、同僚から常に監視されたり悪口を言われているといった被害妄想が出てきたため、仕事を休職せざるを得なくなりました。心配した家族が心療内科に連れていき、その後1年ほど傷病手当金金を受け取りながら自宅での療養を続けていましたが改善が見られないため障害年金のことを知りたいと考え、相談に来られました。
相談から請求までのサポート
最初に心療内科に行った時には「不安障害」と診断されていました。不安障害は神経症に分類され、原則としては障害年金の対象外になるため受給するのは難しいと思われました。ただ、相談者様の今の症状を詳しくお聞ききして、同時に主治医の先生の診断内容を確認したところ、病状が変化しており現在は統合失調症の症状が強く出ているということがわかりました。
主治医の先生に診断書を依頼するにあたり、当センターにて発病からの経過及び現在の症状などについき、細かく聞き取ったうえ主治医の先生にお伝えしたところ、特に重い症状となっている統合失調症について詳細に記載いただいた診断書を作成してもらうことができました。
結果
障害厚生年金2級の受給が決定。約1,000,000円の受給が決定しました。