うつ病で障害厚生年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2024年4月16日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(20代)/無職 |
傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
年金額 | 年額約110万円 |
相談時の相談者様の状況
うつ病を患い、お仕事ができない状態でした。病院へ通われてから一時期生活保護を受けていた時期もあったようですが、お仕事に復帰されたため打ち切りとなり、その後再度退職となったため今後が不安となり、障害年金の受給を考え年金事務所へ行かれたそうです。
しかし、どのように進めていったらよいか、また、どのように書類記載したらよいか分からず申請が進めることができなかったため、当センターへご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
お話を伺いましたら、就職する前の学生の頃から気持ちが不安定になっており、就職してから仕事がうまくいかず気持ちが落ち込んでいったようです。
しかしながら、仕事をしなければという思いは強く、アルバイトでの就業を試みたりと頑張っていらっしゃいました。
それでも仕事を続けることができず、現在は自宅療養をされているということでした。
初めて病院へ行かれたのは就職してからでしたので、厚生年金加入時でした。また、その当時から今まで継続して同じ病院へ通っていたため、初診の証明(受診状況等証明書)は不要であり、診断書の取得から申請までスムーズに進めることができました。
結果
無事に障害厚生年金2級が認められ、年額約110万円の受給が決定しました。