うつ病で障害厚生年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2024年10月31日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(50代)/主婦 |
傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
年金額 | 年額約100万円 |
相談時の相談者様の状況
20年前に身体に痛みが現れ様々な病院で検査をしたものの原因が分からなかったため精神科を受診したところ、うつ病と判明しました。
治療を継続していたものの、家庭の事情により通院を中断するしかなくなり約10年間通院をしておりませんでした。
通院を再開した後に障害年金の存在を知り、一度自分自身で申請をしたのですが、残念ながら不支給となってしまいました。
しかし諦めきれないと思い、当センターの無料相談をご利用いただきました。
相談から請求までのサポート
相談に来られた際に、以前に提出した不支給決定通知書や病歴就労状況等申立書をお持ちいただき、内容を確認していきました。ご自身で書かれた病歴就労状況申立書については詳細に記載をしていただいておりました。
しかし、日常生活や就労の状況につき、現在全く出来ていない日常生活に関することにつき、問題なくできているような記載があったり、症状や日常生活、就労の状況ではなく、不安な思いや、自分の考え、また、様々な事柄について不満に思っていること等、傷病に関係のない記述が非常に多く、症状の推移や日常生活の状況等の内容が分かりにくくなって
日常生活についてご本人に確認すると、申立書の内容を読み返すと、事実に沿っていない部分が多いとのことでした。
発症当時からの状況を詳しくお話いただき、時系列に沿った申立書を作成し、申請を進めていきました。
結果
無事に障害厚生年金2級が認められ、年間約100万円の受給がきまりました。一度、不支給となった申請だったため大変喜んでいただきました。