自閉スペクトラム症・ADHD・うつ病で障害で障害厚生年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2025年5月29日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(40代)/無職 |
傷病名 | 自閉スペクトラム障害、注意欠如多動症(ADHD)、うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額約61万円 |
相談時の相談者様の状況
相談者様は幼少期から対人関係の構築が困難で、学校生活でも友人ができず孤立する場面が多くありました。大学卒業後は就職することができなかったため、アルバイトにて働き始めましたが、平成12年頃から気分の落ち込みや抑うつ症状、希死念慮などの症状が現れ、日常生活に支障を来すようになりました。
その後、複数の医療機関に通院を続け、治療を継続しながら就労も試みましたが、どの職場でも長続きせず、短期間での退職を繰り返していました。
症状は改善せず、4年程前から障害者雇用により、様々な配慮を受けながらの勤務を始めましたが、それでも継続することができず、わずか2か月で退職することとなりました。
現在は通院を続けながら、食事や入浴など日常生活全般に家族のサポートを受ける状況にあります。
相談から請求までのサポート
初診の医療機関がすでに廃院していたため、初診日の証明が得られるか懸念がありましたが、幸いにもその病院のカルテが、同じ場所で運営されているクリニックに引き継がれており、無事に初診証明を取得することができました。
また、相談者の通院歴が長く、受診していた病院も複数にわたっていたため、病歴の時系列整理にはかなりの時間を要しましたが、発病から現在までの就労状況や生活状況の変化を丁寧にまとめ、実態が正確に伝わるよう病歴・就労状況等申立書を作成していきました。
結果
申請の結果、障害厚生年金3級が認められ、年間約61万円の受給が決定しました。
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