アスペルガー症候群で障害年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(20代)/無職 |
傷病名 | 後半発達障害(アスペルガー症候群) |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 年額約78万円 |
相談時の相談者様の状況
小さいころから集団生活が苦手で、友達ができず、孤立している事が多かったのですが、成績は良かったため、成長するにしたがい集団行動もできるようになるとご両親は思っていました。
しかし、相手の気持ちを考えるといった事がいつまでたっても出来ず、先輩や目上の人と衝突する事が多くなっていきました。就職した後もコミュニケーションがうまく取れず、徐々に会社への出勤ができなくなり退社、その後は家に引きこもる状態となったため、障害年金の受給を考え、お母様が相談に来られました。
相談から請求までのサポート
お話を伺うと、鬱の症状もでているとのことで、日常生活の大部分をお母様が支援しており、外出することも、ほとんどないとの事でした。出生からの推移を時間を掛けてヒヤリングし、申請書類を作成していきました。
結果
障害基礎年金2級を取得し、働きながら年間約78万円の年金が受給できることとなりました。