うつ病で障害厚生年金2級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2024年4月16日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(30代)/無職 |
傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
年金額 | 年額約130万円、一時金240万円 |
相談時の相談者様の状況
長年にわたり会社員としてお勤めされていましたが、夜眠れなくなるような症状が続き仕事を続けることができなくなってしまったそうです。
会社の近くの病院を受診したところ休職を勧められたため、しばらく自宅で療養したのち、時短勤務にて復職しましたが、やはり就労を続けることができず、退職を余儀なくされてしまい、今後の生活に不安を感じて当センターへお問合せいただきました。
相談から請求までのサポート
外出することも困難な状況であるということだったため、対面ではなくお電話で詳しくお話を伺いました。食事や洗濯などはできずご両親に助けてもらい、入浴なども家族のお声がけが必要ということでした。人と会うことも避けておりお仕事ができる状態ではないため、2級に該当する可能性があることをお伝えしました。
また、初診より同じ病院を受診しているため認定日頃の状況について確認し遡及請求も併せて可能である旨お伝えし、お手続きを進めていくことになりました。
初診から通っている病院に診断書を作成いただいたところ、認定日の症状、現在の症状ともに、日常生活の多くの部分で不自由になっていることが記載された診断書となっており、手続きはスムーズに進みました。
申立書においても、改めて現在の日常生活が1人ではままならないことを記載し、申請しました。
結果
無事に認定日、現在ともに障害厚生年金2級が認められ年額130万円と、遡及請求分が一時金にて240万円の支給となり、大変喜んで頂けました。