うつ病で障害厚生年金3級を受給できたケース
この記事の最終更新日 2021年10月26日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 女性(30代)/無職 |
傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 月額約5万円 遡及額330万円 |
相談時の相談者様の状況
約7年前より不眠やふらつき、集中力の減退が続いたため受診したところうつ病と診断され、会社を休職、療養に専念しましたが改善されず退職、その後も入退社を繰り返していました。昨年より比較的理解のある会社に就職することができ、しばらくは就労できていましたが、半年程度で症状が現れたため休職し期間満了により退職となりました。仕事に対する不安からか症状は悪化し、就職も困難になったため障害年金の申請を考え、当センターへ相談に来られました。
相談から請求までのサポート
症状の変化が激しかったため、職歴やお子様との関わり等から少しずつ状態を思い出してもらいました。また、お子様との二人暮らしでしたが、家事全般をお子様にお願いしている事や、母親にも定期的に来てもらい、様々な援助を受けている事を伝えるよう、書類を作成し認定日まで遡っての請求を行いました。
結果
遡及請求が認められ、認定日障害厚生年金3級、申請時も同様に障害厚生年金3級の受給が決定し、5年分の330万円が一括支給され、月額約5万円の受給となりました。