障害厚生年金3級から2級へ改定
この記事の最終更新日 2022年1月10日 文責: 社会保険労務士 大平一路
相談者 | 男性(50代)/無職 |
傷病名 | 脳梗塞による身体障害・うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
月金額 | 月額15万円 |
相談時の相談者様の状況
肢体障害とうつ病で障害厚生年金2級を受給していました。
更新の際に、症状は重くなっているにも関わらず3級に等級が下がってしまったため、同居している息子さんがご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
症状を聞くと、1人で歩くことも難しく車いすを使うことも多いため肢体の障害としても2級の可能性がありました。
うつ病に関しても改善はしておらず他人とのコミュニケーションも取れず、自分で食事をするのも難しく常に誰かがついていないといけないような状況でしたので、3級の裁定は納得できません。おそらく更新の診断書を作成する際に、主治医の先生に実情が正確に伝わっていなかったために改善しているように書かれたと思われました。
当センターであらためて日常の生活を詳細にヒヤリングを行ったうえ主治医の先生にお伝えし、現在の状況が正確に反映された診断書を作成していただき、改定の申請をしました。
結果
障害厚生年金2級への改定請求が認められ、月額約15万円の受給となりました。